iroha TIE UP

2018年1月31日

いろはにほへと「2013年版 女の磨き方」
磯部昭子×辛酸なめ子

からだが求める「気持ちよさ」を大切に、そして美しくあるために。女性の視点でつくられたセルフプレジャー・アイテム『iroha(イロハ)』をモチーフに写真家と文筆家がそれぞれの感性で描写します。

「2013年版 女の磨き方」

自分磨きが好きな人は、料理教室や、ヨガ、英会話、茶道などさまざま習い事に励みますが、知識を付ければ付けるほど、フェロモンが枯れていくような気がします。みなぎる自己完結オーラと優越感で異性を寄せ付けません。自分磨きと女磨きは似て非なるもの……。
ではどうすれば、女を磨けるのでしょう。色気といえばポールダンス、と思い立って以前、ポールダンススクールに行ったら、教室に足を踏み入れたとたんアウェイ感が押し寄せました。女豹オーラをまとったセクシーな女子たちが、ポールに巻き付いてのけぞったり、しどけない姿態を見せていて、女としてレベルが違いすぎます。ポールになじむことなく一回転もできないまま、敗北感にまみれ教室を後にしました。
セクシーでビッチ系の女は、棒状のアイテムに潜在的に惹かれ、自分の色気を引き出す術を本能的に知っているかのようです。やはり女を磨くのは、性生活の充実……。そういえば二回できちゃった婚をしたある女優さんは、会った人によると「毎日セックスしている人でないと出せないフェロモン」を放っていたそうです。エクスタシーで無我の境地に至ることで細胞の新陳代謝も促されます。そこまではできなくても、頻繁にエロいことを考えたり、家でひとりirohaを使ってみるだけでも、女の泉は潤います。
荒業として、危機に瀕して本能をよびさます方法があります。人間は生命の危機を感じると生殖能力が高まるとされています。ここ最近の、猛暑やゲリラ豪雨や突風、雷雨などの異常気象を、女磨きのチャンスとして活用してみるのはいかがでしょう……。暴風雨にまきこまれてグショグショになっても、これで女が上がると思えば、辛さの中に一縷の悦びが感じられます。自然が与えてくれた試練を享受するのが、2013年版の女磨きです。

辛酸 なめ子/COLUMNIST

東京都生まれ、埼玉県育ち。武蔵野美術大学短期大学部デザイン科グラフィックデザイン専攻卒業。漫画家、コラムニストとして活動。近著は『辛酸なめ子のつぶやきデトックス』〈宝島社〉、『妙齢美容修行』〈講談社〉。

磯部 昭子/PHOTOGRAPHER

武蔵野美術大学造形学部映像学科卒業。在学中より写真作品を多数発表し、フィリップモリス・アートアワード入選をはじめ、エプソンカラーイメージングコンテスト伊藤俊治審査員賞、第18回ひとつぼ展入選、塩竈フォトフェスティバル塩竈賞、アインシュタインフォトコンペティション後藤繁雄審査員賞など受賞。近年では、星野 源のCDジャケットなども手掛ける。

この記事は2013年10月19日発売のBARFOUT!に掲載されています。 www.barfout.jp/

『iroha(イロハ)』とは?

「女性らしくを、新しく。」をコンセプトにTENGAから登場した、女性用セルフプレジャー・アイテムブランド。ブランドサイトはこちら

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